ごあいさつ

「文化」「芸術」「伝統」はその国のオンリーワン

Tradition Japanは薄れゆく古き良き日本の伝統、しきたりや風習を様々な角度と分野から表現し、守り続けて行く組織です。
これから更に加速する世界のグローバリゼーションを前提に、「祖国」というナショナリズムと誇りを必要とする考えがTradition Japanです。
「日本」が世界と、どういうスタンツで交わって行くかは「政治だけでは決めるのではなく、国民の意識」でもあると思います。
Tradition Japanの活動を通して、日本人が日本人としての誇りと「日本の美」とは何なのか考え、それが「伝統文化の継続」の一助になればと思います。

Tradition Japanを通し、私が目指すものは「それぞれの国のオンリーワン」です。 グローバリゼーションの中でビジネスや政治は「利権」や「お金」が中心と感じます。
私は昭和31年生まれですから戦争は知りませんが、今の日本には 「大切なもの」を失いかけているように思います。地球で起る情報が瞬時に掴めることで、小さく感じる…..だからこそ「その国らしさ」を認識する必要があると考えました。 「利権」や「GDP」の競争でなく、「芸術」や「文化」はその国のオンリーワンです。

私はたまたま、「きもの」に魅せられ、「日本を誇るファッション」を作る決意を50歳で始めました。 世界の安い賃金で大量に作り、売れ残れば捨てる。そんなサイクルから変えて行かねばならないと言う考えからでした。
Tradition Japanは国内よりもむしろ世界で暮らす日本の方々の方が 「日本」をしっかり見ているように思います。
過去の戦争や、出来事があったとて、「文化」「芸術」「伝統」はオンリーワンだと思います。比べる事の出来ないオリジナルだと思います。

                     

一般社団法人トラディションジャパン 理事長 
伝統工芸的工芸品産地プロデューサー 矢作千鶴子